小技?PP単価を良くする?ANAのMクラスをWebで予約するには?

今回も運賃規則についてですが、少し変わった方面から ANAの海外発券でPP単価を安く抑える出発地として、クアラルンプールがあります。 その中でもKUL発OKA行きやISG行きがよく発券されていると思います。 最近ではプレエコのNクラス(積算率70%)が登場して、EクラスやGクラスを気にするようになりました。 ただEクラスもGクラスも積算率は共に100%、エコノミーのYより安くかつプレエコで快適に修行できるのが魅力ですが、E/G/Y/B/M全て同じ積算率なのです。 実は Mクラスという設定もKUL発日本行きには存在します 。今回は公式サイト上でMクラスの表示のやり方を紹介します。 まずは、『ビジネスクラスへアップグレード可能な運賃』で検索します。 するとエコノミーの欄には、FlexのHクラス、Full FlexのYクラスが表示されます。 では、Hクラス(HXRFY0)の運賃規則をMatrixで見てみます。 今回注目するのは、最大滞在日数です。 Category 7: Maximum stay requirements TRAVEL FROM LAST STOPOVER MUST COMMENCE NO LATER THAN 6 MONTHS AFTER DEPARTURE FROM FARE ORIGIN. 最大滞在日数は6ヶ月となっています。 クラスで差が生まれるのは利用可能期間・予約可能期間・最低滞在日数の有無・最大滞在日数の長さが多いです。 では、今回利用したいMクラス(MXRFY0)の最大滞在日数を見てみます。 Category 7: Maximum stay requirements TRAVEL FROM LAST STOPOVER MUST COMMENCE NO LATER THAN 12 MONTHS AFTER DEPARTURE FROM FARE ORIGIN. Mクラスでは12ヶ月に設定されています。 つまり復路の日時を6ヶ月より長く設定することで、Hクラスを適用できる最大滞在日数を超えることになり、Mクラスを表示することができます。 では、実際に往路を2020年2月18日、復路を2020年10月20日で検索します。 すると、Flexの所に今ま...